イベント情報

日記

作品&プロジェクト

イベント情報 - その他の地域の記事

● シンポジウム『川は誰のもの?』のおしらせ

シンポジウム『川は誰のもの?』
http://hozugawa.org/pdf/20110211-12_symposium.pdf

平成23年2月11日(金・祝)、12日(土)
会場:ガレリアかめおか 大広間 七谷川

-川の利活用を考える―
大堰川流域においては様々な見地からの取り組みが積極的におこなわれています。
全国の河川においても多様な視点で先進的取り組みが実施されていますが、
このような河川流域の保全やその利活用についての取り組みには、取り組みの
主体にしかわからない大変な苦労や独自の創意工夫がある一方、共通する問題点も
多くあると思います。

そこで、「歴史文化」・「環境」・「景観」・「新たな利活用」などさまざまな
切り口で河川の利活用を先進的に取り組んでおられる団体をお呼びして
シンポジウムを開催し、情報共有をすると同時に、今後の大堰川の利活用を
考えるきっかけになればと思います。


【内容】
平成23 年2 月11 日(金・祝)
13時30分から 集合:保津川下り乗船場
綱道・水寄せなど保津川の文化的景観などを見学しながら
保津川下りをします。
参加費   1,000円
18時00分から 
懇親会   安町 玉川楼 
懇親会費  5,000円


平成23 年2 月12 日(土)
10時から 場所:ガレリアかめおか大広間七谷川
シンポジウム
『川は誰のもの? ―川の利活用を考える―』
参加費  1,000円(資料代・昼食代)

午前 事例発表
「保津川のかわまちづくりについて」
京都府南丹土木事務所 河川砂防室長 松崎敏之
「保津川の未来に向けての活動について」
保津川遊船企業組合船頭、エコ・グリーン対策委員会委員長 森田孝義
「観光船と川下りについて」
全国河川旅客業組合会長 押切太一
「ある日の四万十川この背景にあるモノとコト」
魚と山の空間生態研究所代表 山下慎吾
「多摩川流域をつなぐ社会的なしくみづくりについて」
美しい多摩川フォーラム事務局長 宮坂不二生

昼食 保津川の伝統川魚料理
亀岡市行事食研究会
午後  シンポジウム
基調講演「 保津川の生物多様性とその活用について」
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科教授 岩田明久
コーディネーター 岩田明久
パネリスト 
保津川/松崎敏之・森田孝義
最上川/押切太一
四万十川/山下慎吾
多摩川/宮坂不二生

各プログラムへの参加申し込みは、亀岡市教育委員会社会教育課文化財係、
電話0771(25)5068までお願いします。

主催 保津川の世界遺産登録をめざす会、NPO法人プロジェクト保津川
後援 京都府 亀岡市教育委員会 保津川遊船企業組合
協力 保津川漁業協同組合 

● 【第1回寿お泊まりフォーラム】のおしらせ

原田出ます

関東の方、興味のある方どうぞ

【第1 寿お泊まりフォーラム】

ドヤのまちを知り、日本の未来と表現について考える2日間

三畳一間の簡易宿泊所が集積し、俗に「ドヤ街」と呼ばれる横浜・寿町に興味を持ったアーティストやプロデューサーの集まりである寿オルタナティブ・ネットワークが「KOTOBUKIクリエイティブアクション」をはじめとする活動をはじめて3年が経とうとしています。その節目として記録集を発行、これまでの活動を振り返ると共に、これまでまちを訪れる機会のなかった方々にも、寿町と寿町における様々な活動を知っていただくことのできる、12日の体験型フォーラムを開催します。またこの機会に、テーマや課題を近しく共有するゲストを招き、それぞれの活動紹介を通した学び合いの場としながら、自分たちが日本の未来と表現のあり方について投げかけることのできるものについて考えます。

ゲスト参加者:藤浩志(美術家)、作田知樹(Arts&Law)ほか

[
日程] 2011311日(金)~12日(土)
[
メイン会場] かながわ労働プラザ(Lプラザ)、横浜YWCA会館
[
参加費] 11-1500円/12-2500円/2日間連続-3000円(事前申込限定)
記録集(A5冊子128P+電子書籍データ)および資料代込み、学生・アーティストは各500円引、交流会および宿泊費別、展示は無料
[
主催] 寿オルタナティブ・ネットワーク
[
助成] 財団法人文化・芸術による福武地域振興財団、横浜市先駆的芸術活動助成(ACY
[
協力]青山|目黒、カドベヤ、寿炊き出しの会、コトラボ合同会社(Yokohama Hostel Village)、浜松荘グループ、Hostel PortoHostel Zenmori yu gallery

<プログラム内容>

3
11日(金)
・炊き出し体験:寿炊き出しの会 1
・レクチャー「寿町の歴史と現在」:山本薫子(社会学者/首都大学東京准教授)
1
・ガイドツアー

Yokohama Hostel Villageおよびカドベヤの活動見学:岡部友彦(コトラボ合同会社)
・交流会(希望者)
・お泊まり(希望者)
1:いずれかの選択申込となります

3
12日(土)
・ガイドツアー+「寿作戦」活動報告:丸山美紀
・プレゼンテーション
 高橋伸行(「やさしい美術プロジェクト」ディレクター)
 原田麻以(「ココルーム」「カマン!メディアセンター」スタッフ)
 河本一満(「KOTOBUKIクリエイティブアクション」総合プロデューサー)
・フォーラム「よりそう表現、よりそう活動」
 司会:橋本誠(アートプロデューサー)
・交流会(希望者)
・お泊まり(希望者)

展示(13日まで)
[
日時] 1112:0018:001210:0018:001310:0012:00
[
メイン会場] かながわ労働プラザ1階ギャラリーほか

[
参加者] 神奈川大学曽我部昌史研究室、工藤春香、幸田千依(2)、田中功起、佐々木健、長嶋りかこ、パラモデル、増本泰斗(3)、ユミソン、和田円佳
2Porto Galleryでの展示。会期:20101127日(土)〜2011313日(日)12:00-18:00、宿泊者以外でも自由にご覧いただけます。
3:寿オルタナティブ・スタジオでプロジェクトルーム公開予定。ギャラリーにて詳細確認、当日受付をお願いします。

プログラムの詳細、最新情報、申込方法につきましては専用サイトをご覧ください。
http://forum.creativeaction.jp/

事前申込期間:2011130日(日)〜228日(月)

寿お泊まりフォーラム

● 高嶺格演出作品『Melody ♥ Cup』 のおしらせ

高嶺格演出作品『Melody ♥ Cup』
A Japan-Thailand Performance Collaboration

無を巡る問答、ナンセンスな肉体、文化の誇張と歪曲、ぐちゃぐちゃの越境性。
高嶺格とタイ/日本のパフォーマーとのコラボレーションによる、 ユーモアあふ れる話題作。

2009年のアイホール初演後、2010年バンコクのパトラバディシアターでのレジデ ンス、公演を経て、
さらにパワーアップして再登場。
初演を見逃した方はもちろん、見た方も新しい発見が生まれる新バージョンの上演です!

構成・演出 ♥ 高嶺格
出演♥ Dearborn K. Mendhaka、Pakorn Thummapruksa、Ratchanok Ketboonruang、Preeyachanok Ketsuwan、Nattiporn Athakhan、朝倉太郎、伊藤 彩里、児玉悟之、トミー(chikin)、富松悠、ニイユミコ(花嵐)、諸江翔大朗

(伊丹公演)
2011年2月12日(土)7:30pm
2月13日(日)2:00pm,6:00pm
2月14日(月)2:00pm

☆2月13日(日)2:00pmの回に限り、18才以下の方をご招待します。(要事 前予約/年齢の分かる書類を当日受付にて要提示)未就学児童も ご入場いただ けます。
*2月13日(日)6:00pmの回終演後、アーティスト・トークあり。〈ゲスト は、演劇批評の鴻英良さんです。〉
★2月14日(月)2:00pmの回に限り、60才以上の方をご招待します。(要事 前予約/年齢の分かる書類を当日受付にて要提示)この日のご来 場者全員に、 プチチョコレートをプレゼント!

チケット料金〈日時指定・全席自由〉
一般前売2,500円/当日3,000円
学生&ユース(25才以下)前売2,000円/当日2,500円
ペア4,500円(前売のみ)
*開場は開演の30分前、開演1時間前より受付開始。入場整理券を発行します。
*学生&ユース券のお客様は、当日受付にて学生証か年齢の分かる書類をご提示 ください。
*未就学児童の入場はご遠慮下さい。(2月13日(日)2:00pmの回を除く)

チケット取扱
チケットぴあ TEL:0570-02-9999 (Pコード:409-292)
http://ticket.pia.jp/pia/event.do?eventCd=1054858
アイホール tel:072-782-2000 info(at)aihall.com
JCDNダンスリザーブ(オンラインチケット予約)http://dance.jcdn.org/

会場・お問い合わせ:アイホール(伊丹市立演劇ホール)
〒664-0846 兵庫県伊丹市伊丹2-4-1
tel:072-782-2000 fax:072-782-8880
info(at)aihall.com
http://www.aihall.com
火曜日休館
JR伊丹駅前/阪急伊丹駅より東へ徒歩7分


(横浜公演)
2011年2月19日(土)3:00pm、7:30pm
2月20日(日)2:00pm、6:00pm

チケット料金〈日時指定・全席自由〉
一般前売3,200円/当日3,700円 
学生&ユース(25才以下)前売2,200円/当日2,700円
*開場は開演の30分前、開演1時間前より受付開始。整理番号順での入場となり ます。
*学生&ユース券のお客様は、当日受付にて学生証か年齢の分かる書類をご提示 ください。
*未就学児童の入場はご遠慮下さい。
*TPAMパス特典:TPAMパスホルダーへの優先販売(限定枚数)あり。
*横浜美術館/高嶺格展『とおくてよくみえない』(1月21日(金)〜)のチ ケット、あるいは半券を当日受付で提示いただければ、200円を キャッシュバッ クします。

チケット取扱
チケットぴあ TEL:0570-02-9999 (Pコード:409-669)
http://ticket.pia.jp/pia/event.do?eventCd=1057345
横浜赤レンガ倉庫1号館 tel:045-211-1515 (10:00〜18:00)
Melody ♥Cup公演事務局 tel:075-252-5655 melodycup(at)gmail.com
お電話、メールでご予約いただいた後、郵便代金引換でチケットを郵送いたします。
(別途郵送料、代引き手数料250円が必要です)

会場:横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール
http://www.yokohama-akarenga.jp/index.html

総合お問い合わせ:Melody ♥ Cup公演事務局
melodycup(at)gmail.com tel:075-252-5655

● 「戦時下日本の女性の美術」のおしらせ

研究会「戦時下日本の女性の美術」
 
日時:2月13日(日) 12:00-17:00
 
会場:武蔵大学 3号館 3103教室(正門を入ってすぐ正面)
http://www.musashi.ac.jp/modules/annai_kouhou/index.php?content_id=9

 
主催:科研「20世紀女性美術家と視覚表象の調査研究-アジアにおける戦争とディアスポラの記憶」


共催:イメージ&ジェンダー研究会


司会:香川檀


12:00-13:00 北原恵「戦時下の長谷川春子――<Harouko HANOI, 1939>の絵を中心に」


13:10-14:30 吉 良智子「戦争美術展における「銃後」の図像」


14:30-15:00  休憩


15:00-16:00  小勝禮子「戦時下の日本の女性画家は何を描いたか-長谷川春子、赤松俊子(丸木俊)を中心として」


16:10-17:00  イメージ&ジェンダー研究会全体会議


発表要旨:

 

 

「戦 時下の長谷川春子――<Harouko HANOI, 1939> の絵を中心に」  北原恵
 本発表では、昨年、京都の古書店で見つけた長谷川春子の1枚の絵<Harouko HANOI, 1939>を中心 として、戦時下の長谷川春子(1895-1967)の製作 活動と女性美術家の果たした役割について考察する。戦時下の女性美術家については、すでに吉良智子や小勝禮子らの先行研究があり、長 谷川春子についても最近、《少婦國を防ぐ》(1943年)など 新たな絵画が発見され注目されるようになってきたが、今回は、1939年のハノ イ風景を描いた油彩画を中心に、1937年から1945年までの長谷川春子の足跡に焦点を合わせる。 1895年、東京 日本橋で7人兄弟の 末っ子として生まれた長谷川春子は、高等女学校卒業後、絵を習い始め(日本画を鏑木清方に、その後洋画を梅原隆三郎に師事)、実姉・ 長谷川時雨の主宰する文芸雑誌『女人芸術』の美術部門担当の経験や、フランスでの絵の修業を経て、次第に日本のジャーナリズムでも認 められるようになった。国画会や朱葉会に出品する傍ら、女性画家だけのグループ「七彩会」(1936年)を結成、アジア太平洋戦争末期には「女流美術家奉 公隊」を結成し自 ら委員長となり、植民地や戦地での従軍記など単著を次々と出版した(『満洲国』1935年:『北 支蒙彊戦線』1939年:『南 の処女地』1940年:『東 亜あちらこちら』1943年)。 日中戦争が始まると、長谷川春子は1937年10月から翌 年1月まで大阪毎 日新聞と『改造』の特別通信員として蒙 古や満洲に派遣され、1939年には、 陸軍省の派遣で中国南部と仏印に滞在。ハノイに滞在したのもこの時である。1939年のハノ イ(河内)は、蒋介石政権に対する米英の援助ルートを断つ目的で、翌1940年9月から始まる日本軍のフランス領インドシナ(仏印)の軍事占 領を直前に して、緊張した状況下にあった。日本人画家の仏印での活躍がメディアで華やかに報道されるのは、日本軍の仏印進駐後、1941年以降である。和田三造、辻永、伊原宇三郎、藤田嗣治 らが現地を訪問し て制作し、日本美術と仏印との交流がメディアで伝えられるようになるが、1939年当時、 日本人画家が仏印を訪れることはあまりなかったと思われる。昨年発見 した春子の絵画(36×32cm)には、異国風のオレンジ色の門と、その向こうに生い 茂る木立が描かれ ている。柵越しに見える街路にはバス停も見え、敷地内から描かれた絵であることがわかる。春子はこの仏印訪問について、「女ひとり仏 印に行く」(『南の処女地』1940年12月)で、まだ現地に残っている日本人女性や仏印女性の風俗 などを挿絵と ともに書いているが、同書には、<Harouko HANOI, 1939>とそっ くりな構図のスケッチと、そのスケッチを描いた時の文章も残っている。それらは<Harouko HANOI, 1939>を解読 する大きな手掛かりである。自由奔放とも見える春子の戦時中の行動の意味を考えるためにも、まず当時の足跡を追うことから始めたい。

 

戦争美術展における「銃後」の図像吉良 智子 本発表は博士論文「近代日本の戦時美術と女性―女性美術家のネット ワーク構築と表現活動をめぐって」(2010年度に千 葉大学提出)のうち、論の核となるアジア・太平洋戦争期の「銃後」図像の分析を中心に報告を行なう。 本論文は、近 代日本における女性美術家とその造形表 現を、国民国家のジェンダー秩序の構築・再編過程に位置づけ、とりわけ戦時の国家システムが、女性を動員し、美術/表象文化によって 駆動する様相をとらえることを目的とする。アジア・太平洋戦争期に開催された戦争に関連した展覧会のうち、主に「聖戦美 術展」(1939、1941年)、「大東亜戦争美術展」(1942年、1943年)に展 示された作品群のなかから、「銃後」が描かれた出品作を取り上げ、描き手のジェンダーに注意を払いながら、戦争の表象における「銃 後」図像の位置づけを検討した。 その結果、「銃後」を表現した戦時美術のなかで、最も重要視されて い たモティーフは、兵士のために「祈る女性像」であり、この図像は、観者の代理として戦争美術展の中核をなす「戦闘図」に描かれた男性 兵士らの行為を、銃後の側から支え、崇高化する役割を担っていたこと、女性画家らは「戦闘図」から排除され、「銃後図」を担っていた ことが判明した。一方で、当時の代表的な女性洋画家が参加した女流美術家奉公隊(1943年結成)による共同制作品《大東亜戦皇国婦女皆働之図》(1944年陸軍美術展出品)は、男性の代替労働者としての女性を主題とし、「祈 る女性像」や再生産活動を具現化した「母子像」は描かれず、一般的な「銃後図」の枠内には納まりきらない。銃後に関連したモティーフ への女性画家の囲い込みを逆手に取る形で描かれた、女性が協働し自立する「男性不在」の世界観は、「祈る女性像」や「母子像」の対極 に位置し、近代国家の基盤をなす家父長制の建前からは否定されなければならない。しかし戦時下におけるジェンダー規範は状況に合わせ て解釈された。そのため戦時国家は、現実には多くの女性を生産現場に動員した。奉公隊の女性美術家たちはこの戦時期のジェンダー秩序 のゆらぎを鋭敏に感じ取り表象化したといえる。男性画家によって手掛けられた戦闘図の多くが国家秩序を遵守強化する方向で納まってい るのに対し、《皆働之図》はもはや近代国家の意図するジェンダー秩序を越えてしまうところに存在している。本作品を 戦時文化に関与した女性美術家の視点から戦時文化、美術史、ジェンダー史の交差する場に置くならば、彼女らは戦時国家に協力するつも りが、女性美術家としての自分自身を含む近代日本の女性を規制してきたジェンダー秩序に納まりきらなくなった文化創造のエネルギーを 《皆働之図》に注ぎ、図らずも近代国家への大きな異議申し立てとして表明したととらえられるだろう。
戦時下の日本の女性画家は何を描いたか-長谷川春子、赤松俊子(丸木 俊)を中心として                         小勝禮子(栃木県立美術館)
報告者は、かつて「奔る女たち 女性画家の戦前・戦後 1930-1950年 代」(栃木県立美術館、2001年)と題 した展覧会で、戦後、歴史の忘却の中に埋もれてしまった、戦前から戦中期に活動した日本の女性画家(主に洋画家)の作品を集成してみ た。その調査の中で問題点として浮かび上がったのは、戦前の女性画家をめぐる社会的制度であり、家父長制社会を背景にした教育制度で ある美術学校や画塾、発表システムである官展や美術団体における、著しいジェンダー不均衡の実態であった 。 そうした男性優位社会の中でも、当時の女性画家たちは、女性画家の み の美術団体を結成したり 、 女性だけのグループ展を開催したりなどして 、団結して発 表の場を確保し、自分たちの美術の研鑽 を求める意欲的な活動をしていたこともまた、明らかになった。 それでは、彼女たちが画家として活動を始めた1930年代末~40年代の戦 時下において、日本の女性画家はいかなる絵を描いていたのだろうか。本報告では、長く知られていなかった長谷川春子(1895-1967)による 戦時中に描かれた絵画が発見されたのを機に、特に長谷川春子を中心に、三岸節子(1905-1999)、仲田 菊代(好江)(1902-1995)や赤松俊子(丸木俊)(1912-2000)など数 人の女性画家をめぐって、彼女たちの戦中期の活動と、その作品を紹介してみたい。 戦時下の日本の女性画家たちは、銃後の女性労働を描き、少年兵の訓 練 を描くことで、戦争を遂行する「大日本帝国」の国策協力をしていた。その意味では彼女たちの戦時下の活動は、どの程度の影響力を持ち えたかは疑問の余地があるが、戦争の一端を担ったとみなされるものだろう。男性画家に劣る存在として低い社会的評価に甘んじていた女 性画家は、戦時下に何もしなかったのではなく、彼女たちが出来うる範囲で戦争協力に従事したのであった。なぜ女性たちがそうした戦争 協力にすすんで参加して行ったか、あるいは参加せざるを得なかったかを解明し、彼女たちの描いた絵画・挿絵が当時果たした役割や伝え た意味を読み解く必要があるだろう。戦時下の日本の女性画家の活動については、吉良智子氏による女流美術家奉公隊を中心とした綿密な 先行研究があるが、それにいくばくか追記するものがあれば幸いである。 なお本報告は、2010年10月韓国近代美術史学会主催の国際シンポジウム「韓国と日本の美術史にお ける戦争とジェンダー」(於:ソウル大学)で報告したものに、赤松俊子(丸木俊)(1912-2000)の戦中 から戦後の絵画と、特に長谷川春子と比較した戦後の活動への継続と断絶について補筆したものであることをお断りしておきたい。

● 【『地域コミュニティとアートを考える』シンポジウム+報告展】

【『地域コミュニティとアートを考える』シンポジウム+報告展】

身近な場所の魅力を活かし、地域の人たちとアーティストが一緒に
つくる地域密着型アートイベント『横浜アートサイト』。
地域の方とともに、文化芸術を通じて地域課題の解決を目指すコミュ
ニティ事業『コミュニティ+アート』。

これら横浜市における今年度の『文化芸術による地域づくり事業』に
寿オルタナティブ・ネットワークは好評を博した「寿灯祭」で参加
いたしました。全11団体2010年度の活動報告と共に、地域型アート
イベントのこれからについても考えるシンポジウムと報告展が開催
されますので、ぜひご来場ください。

■文化芸術による地域づくり事業■
http://www.yaf.or.jp/artsite/index.html

■シンポジウム
[日 時] 2011年1月29日(土)14:00~17:00
[場所]ヨコハマ創造都市センター 3Fスペース
[参加費] 無料(要予約)
ゲスト:芹沢高志(P3 art and environment)
※ 終了後交流パーティーあり(要予約)

■報告展
[日時] 2011年1月24日(月)~30日(日)11:00~19:00
 ※29日(土)は16:00まで、30日(日)17:00まで
[場所] ヨコハマ創造都市センター 1Fホール
[入場料] 無料

● 【Porto Gallery Exhibition 幸田千依「入口の穴、出口の穴」】のおしらせ

【Porto Gallery Exhibition 幸田千依「入口の穴、出口の穴」】

力溢れる絵を描く作家が、会期と同時に「寿に絵を放つプロジェ
クト」を展開。ギャラリーのある寿町で感じることのできる様々な
時間や空間を表した連作を展示します。

詳細はこちらから
http://portog.exblog.jp/

[会期] 2010年11月27日(土)~2011年2月27日(日)会期中無休
[時間] 12:00~18:00 宿泊者以外でも自由にご覧頂けます
[会場] Porto Gallery(横浜市中区松影町3-10-3 1F)
Tel:045-263-6981, E-Mail:porto@creativeaction.jp

● 第18回貧困研定例研究会のお知らせ

---------------------------------------------------------
日  時 2011年2月19日(土)
午後2時~4時(午後1時40分受付開始)
報 告 者 樋口直人さん(徳島大学総合科学部)・移住連貧困プロジェクト
コメンテータ 下村幸仁さん(山梨県立大学教授)
報告内容  隠蔽された貧困問題
~「貧困」というレンズで見た在日外国人~
会  場 東洋大学白山キャンパス1号館3F1311教室
参 加 費 500円
※非会員の方も参加できます。事前の参加連絡は不要です。
※チラシを添付いたします。配布、掲示など、どうぞよろしく
お願いします。

● ■近畿ソーシャルビジネスフォーラム2011

──────────────────────────────────────
■近畿ソーシャルビジネスフォーラム2011
──────────────────────────────────────

 ■日時:2011年2月19日(土) 14:00~17:30
 ■会場:TKP 大阪梅田ビジネスセンター 13階 ホール13A
        (大阪市福島区福島5-4-21 TKPゲートタワービル)
 ■定員:150名
 ■参加費:無料
 ■主催:近畿ソーシャルビジネス・ネットワーキング/近畿経済産業局
 
■プログラム
  【第1部】 基調講演
    「ソーシャルビジネスマーケティングの勧め」
       講演者 恩蔵直人氏 (早稲田大学 商学学術院兼商学部長)
  【第2部】パネルディスカッション
    「ヒト・モノ・カネを動かして地方と都市をつなぐソーシャルビジネスとは」
   ≪パネリスト≫
     株式会社高田自動車学校 代表取締役社長 田村 満氏
     NPO法人おぢかアイランドツーリズム協会 専務理事 高砂 樹史氏
   ≪コーディネーター≫
     京都産業大学経営学部 ソーシャル・マネジメント学科 准教授 大室 悦賀氏
  【第3部】近畿ソーシャルビジネス・ネットワーキング報告
     平成22年度近畿ソーシャルビジネス・ネットワーキングの事業について報告します。

 ■詳細:http://blog.livedoor.jp/osakanpo/archives/51110595.html
 ■申込・問合わせ
 大阪NPOセンターホームページのお問合せフォーム、またはEメールよりお申込みください。
 近畿ソーシャルビジネス・ネットワーキング(大阪NPOセンター)
 〒553-0006 大阪市福島区吉野4-29-20 大阪NPOプラザ201号
 TEL:06-6460-0268 FAX:06-6460-0269
 問合せフォーム:http://www.osakanpo-center.com/ksbn/index.html
 Eメール:info@osakanpo-center.com

● 藤井光さんより おしらせです

カマメのことを映像におさめてくれた、藤井光さんより おしらせです

...................................................................................................................................

1. 音読式映像ワークショップ
2. CCD PLATFORM 003 "art is art is art"
3. 検証:日本のメディアアクティビズム
4. 映像とワークショップのあり方を考えるシンポジウム
...................................................................................................................................

1. 音読式映像ワークショップ

本の音読と映像撮影を組み合わせたワークショップです。フランコ・ベラ
ルディ(ビフォ)『プレカリアートの詩――記号資本主義の精神病理学』
(河出書房新社)第四章「今日オートノミーとはなんであるか?」の音読
を行いながら、その様子を映像に記録していきます。

映像ワークショップ :藤井光(美術作家)
読書会メディエーター:櫻田和也(翻訳者)

【日時】2011年2月5日(土)12:30-14:30
【場所】コーポ北加賀屋(大阪市営地下鉄四つ橋線 北加賀屋駅徒歩5分)
【主催】NPO remo [記録と表現とメディアのための組織]
【申込】 info@remo.or.jp
【予約】先着順(5名程度、1月20日までにお申込ください)

http://www.remo.or.jp/ja/
....................................................................................................................................

2. CCD PLATFORM 003 "art is art is art"

CCD PLATFORMでは、CCD(コミュニティ・カルチュラル・デヴェロッ
プメント)の語義に着目し、社会的マイノリティのためのアートや地域の
ためのアートについて考え、討議する場を設けてきました。これまでにト
ーク・イベントを2回開催し、主に地域振興型のアート・プロジェクトに
ついて考えてきました。役割を与えられたアートと条件を背負ったアーテ
ィストの姿勢や、そもそもなぜアートである必要があるのか、という疑問
が生まれました。

アートが社会とかかわるときに浮かび上がる疑問や違和感は一体何か?ア
ートとは非現実の世界に誘うものなのか?現実の社会を受け止めるための
きっかけなの?アートの多様性とアーティストの可能性を模索しながら、
コミュニティの問題を共有するために、あるいは問題意識を見直すために、
本当の意味でアートができることとは何なのか考え、パネリストと女子美
生を交えての討議を行います。

パネリスト:藤井光(アーティスト)
      杉田敦 (美術批評)

【日時】2011年1月19日(水)18:20-20:00
【場所】女子美術大学 相模原キャンパス 1214教室

http://www.joshibi.net/outreach/gsgp/
....................................................................................................................................

3.  検証:日本のメディアアクティビズム
  第6回:ネットでの動画配信の発展と課題

2001年9月11日以降にアメリカが起こした「対テロ」戦争の経過とともに、
抵抗する側からのインターネットを使った動画配信はその展開を加速させ
た。この回では、それらの成立過程から現在までに起きたネットでの動画
配信をめぐるさまざまな出来事を振り返る。また、昨今広がっているUST
REAMなどの ネットによる動画配信の展開をみながら、メディアと運動を
めぐる現在を話し合う。

トーク:山川宗則(Media Champon)
    藤井光(映像ディレクター・美術家)
    川井拓也(ヒマナイヌ)
    小林アツシ(映像ディレクター・ビデオアクト反戦プロジェクトスタッフ)
進行 :細谷修平(Media Champon)

【日時】2011年1月26日(水)19:00-21:30
【場所】素人の乱・12号店
【住所】杉並区高円寺北3丁目8-12 フデノビル2F(奥の部屋)

http://martable.blogspot.com/
....................................................................................................................................

4. 映像とワークショップのあり方を考えるシンポジウム
 「映像の強度〈マグニチュード〉へ」

ニューヨーク世界貿易センタービル崩壊という強烈な視覚的・同時代的経
験により幕開けを迎えた21世紀も、はや10年。20世紀前夜リュミエール
兄弟らの「発明」以来、映像の記録・再現技術が一般化した100年を超え
て、わたしたちは映像のますます氾濫する時代をどのように舵取りできる
でしょうか。

おそらくは、そのような問題意識を背景として、とりわけ携帯端末の動画
撮影機能や動画共有サイトの普及した今世紀にはいり「映像ワークショッ
プ」といわれる様々の試みが全国各地で広く行われるようになりました。
しかし、デジタル編集・制作システムを学ぶ技能講習から、映像の読み書
きをまなぶメディア・リテラシー教育、子どもたちによるストップ・モー
ションのアニメーション作りに至るまで、ひとくちに「映像」ワークショ
ップといえども、その目的も方法にも様々なかたちがみられます。

remoでは本年度、こうした時代に能動的な行為として映像にかかわる身体
づくりの方法=映像ワークショップという手法に着目して調査研究を行っ
てきました。その結果、たんに映像制作が可能となるような撮影や編集と
いったスキルの向上を図るだけではない、根源的な映像の〈強度〉ともい
うべき力に価値をおいた試みの意義を再発見するに至りました。

そこでこの度、とりわけ現代美術におけるワークショップ事業において
〈映像の強度〉を根底にすえた事業を企画・実践してこられたアーティス
トやキュレーターが一同に会し、それぞれの取り組みを共有し、各々の試
みを再考し、今後より精度・効力を高めつつ相互協力を深め、ますますひ
ろく社会に還元してゆくプログラムづくりにいかす機会として、映像とワ
ークショップのあり方を考えるシンポジウムを開催いたします。凍返る春
節に工場跡地での会場となりますが、みなさま是非ご参集ください。

話者:藤井光(美術作家)
   会田大也(YCAMミュージアムエデュケーター)   
   清水建人(メディアテーク学芸員)
   櫻田和也(Un*xサーバ技術者)
進行:久保田テツ(NPO remo 代表理事)

【日時】2011年2月5日(土)12:30-14:30
【場所】コーポ北加賀屋(大阪市営地下鉄四つ橋線 北加賀屋駅徒歩5分)
【主催】NPO remo [記録と表現とメディアのための組織]

http://www.remo.or.jp/ja/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

藤井 光(ふじい・ひかる)美術家・映像ディレクター
http://hikarufujii.com/

● 子どもの問題支援システムプロジェクト「子どもの貧困:教育現場にもたらすものと子ども支援」

子どもの貧困:教育現場にもたらすものと子ども支援
2月19日 10:00-16:30

午前の部(10:00-)    
実践報告:「問題児と呼ばれた児童への支援事例」
土井 幸治 氏(福岡市教育委員会スクールソーシャルワーカー ・交渉中) 
活動報告:「NPO法人キッズドア」の挑戦~「タダゼミ」:学生パワーで教育格差をなくす~
 渡辺 由美子 氏(NPO法人 キッズドア理事長)

午後の部 (13:00-)
基調講演:「子どもの貧困」
松本 伊智朗 氏(北海道大学教育学研究院教授)

シンポジウム:「子どもの貧困と児童虐待」
松本伊智朗 氏(北海道大学教育学研究院教授)
峯本 耕治 氏(弁護士・NPO法人 TPC教育サポートセンター理事長)
金澤 ますみ 氏(大阪府教育委員会チーフスクールソーシャルワーカー)
渡辺 一雄 氏(小金井市立第四小学校校長)

質疑応答

参加費:無料

対象:学校関係者、児童福祉関係者、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、学生、保護者他、子どもの問題に関心をもたれる方々

申込み:<子どもの問題>支援システムプロジェクトHP http://www.kodomopj.com 内の「イベント情報」より、お申し込みください。

前の5件 7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17
このページのトップへ